ミスニージュのブログ(ミスブロ)

このブログは、無料ゲームの「理不尽な広告」に振り回されるゲーム実況者の備忘録である。

【第3話】街中で「三度見」される男!

「広告と戦う実況者」という看板が決まったら、次はアバター作りである。

しかし、「Mirrativ」で作ったアバターではしっくりこなかった。

 

その時、私はゲーム会場で出会った「メルヘンチックな

女の子のお面をつけた人」を思い出した。そして

「ここはアナログでやろう!」と決め、スケッチを始めた。

 

猫耳とポップな目が付いた、シンプルな立方体の

ヘルメットを被った私のイメージ・・・

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まずは模型を作ってみよう。何事にも「イメージ」は重要である。

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こいつ・・・(正面部分が)動くぞ!?

「これなら自作でいける」と確信した。

 

実は数週間前、私は再びソーシャルゲーム

オフラインイベントが開催されることを知り、応募していた。

 

そのため、私はこのヘルメットを被って会場に行くことを目標とした。

 

手始めに、身近にある材料で被り物を作ろうと考えた。

最終的に「段ボール」に目を付けた。安価に手に入る、

軽くて丈夫な素材だからだ。

 

当初、「アイアンマンのマスク」に憧れていた私は、鉄でできた

薄い板を採用しようと思ったのだが、金属の板が首筋を傷つける

恐れがあった。まだ健康で長生きしたいので、廃案にした。

 

まずはプロトタイプが完成。「自分だけのヘルメット」を

持ったことで童心が蘇り、長い足でドタドタはしゃぎまくった。

 

ヘルメットを被った私は家を飛び出し、夢中で写真を撮りまくった。

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悠々たる足取り。

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※写真は2019年10月のものです

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主役の座を白猫に取られた瞬間である。

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それにしても美しい猫ちゃんだ・・・

最初に作ったプロトタイプは、顔の部分は厚紙、それ以外は

段ボールでできており、厚紙に書いた「スコープ」型の

目の一部に穴をあけて外を見る仕様となっていた。

 

そのため、「超」視界が悪く、介助犬がいないと

真っすぐ歩けないような状態であった。

 

その後、目の部分に大きな穴をあけ、そこに100均で購入した

薄いビニールポーチを分解して作ったフィルムを張り付け、

「横断歩道で歩いても車に轢かれない」レベルまで改良を施し、

オフラインイベントに臨んだ。

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あまりの興奮で写真がブレているが、目の部分に注目して頂きたい。

左右の目にフィルムが張られ、両目で周囲を見渡す事ができるようになたよ~

 

結果は「大成功」と言えるだろう。街ゆく人の2/3は振り向き、女子生徒は

遠くから二度見、三度見したり笑いながらスマホで写真を撮っていた。

 

これは改良前の話だが、佐世保の港を歩いた際、褐色がいい男性から

「May I take a picture with you?」(一緒に写真いいですか?)

 

と声をかけてもらう等、思いがけない出来事もあった。

ミスニージュに海外ファンができるとは、この上ない喜びである。

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写真アップを快諾下さったお二人に感謝である。

どこで私がどういうネタにされているかはさておき、「猫耳の段ボール

を被った人」がこの世に存在することが周知されつつある事は確かだ。

 

私は、不審者案件にならない程度にこの活動を進めていこうと決めた。

 

月日がたち、ありがたいことに私のtwitterのフォロワーさんが

もう少しで1000人となる。これはどこかのニュース番組曰く

「有名人のレベル」らしい。

 

(第4話に続く)